珈琲・桐山、夏のみたま祭り大戦争
あっついなぁ〜〜〜
俺(たまには合流してコンビしたいな、、
募集したら誰か来るかな、、ポチポチっとな )
...よし、タバコでも吸って待ってみるか!
スーーー、、ファ〜〜〜...
...
来なかったらソロでもやろうかな〜
...
..ピコーン♩
俺 (お、リプかな。誰や誰や、、、)
俺(ムッ!!! コ、コレは....!..)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
7月頭、三連休、2日目
この日俺は可愛い子や芸能人が集まると噂のみたま祭りへ行こうと意気込んでいた。
正直初日なんかは行く気は全くなく、どうせ人多いだけで面白くないだろうと思っていたが、
"スト高が集まる祭り"
ここまで言われれば行くしかない。
特にここ最近、スト低と言われる層には目もくれずにドラマティックなアポの展開や計算されたトークを駆使して美女やギャルを即りまくっている福と前日に4時間くらい飲んだ俺にはもってこいのお祭りなわけである。
となればコンビ相手が必要か、と思い、俺はTwitterのタイムラインで相方を募集してみることにした。
みたま祭り行く人いない?
— 桐山 (@nnp_PUA) 2019年7月14日
当方、ギャルに叱られたいのですが...
桐山「みたま祭り行く人いない?当方、ギャルに叱られたいのですが...」
よし、タバコでも吸って待つぞ!
ファ〜、でも雨か〜
誰か来るかな〜
....
..ピコーン♩
俺 ( お、誰や誰や.... )
「いきたい。相手決まってる?」
(ん? ムムムム!!....コ、コレは...!!)
そう、珈琲さん
たまに獅子にも現れるし、箱でも会うし、花見で一緒に飲んだこともある。
ただ一緒にナンパはしたことがない。
よし、君に決めた!今日は珈琲さんと祭りナンパをしよう!
光栄にも俺は珈琲さんに気に入られているのだ。
まぁそんなことはさておき。
俺たちはさっそく暗くなる前に会場にて待ち合わせをした。
俺「テンション上がってる?」
珈琲「普通かな 笑 屋台のいか焼きときりやん来たらテンション上がる 笑」
俺「テンション上げろや!ギャル行くぞ!」
珈琲「ギャルも行くし可愛い子も行く 笑 地蔵はしないから大丈夫 笑 」
俺「おけ」
〜 会場に到着 〜
俺「とりあえず数声かけてテンション上げる?」
珈琲「その前にいか焼き食べていい?いか焼き食べたらテンション上がる 笑 」
俺「お〜、、おけ!」
珈琲「混んでるな〜、、もう広島焼きでいっか 笑」
いか焼きどこ行ってん。
てなわけで実食編。
ムシャムシャ...
珈琲「え〜美味しい〜 笑 屋台の食べ物ってハズレが多い気がするけどここのやつ美味しいね〜笑」
俺「...そやな」
ムシャムシャ...
俺「よし、行こうぜ!本気で行くわ!」
珈琲「浴衣を狙いたいな〜笑」
いざ、、、出撃!!!!!!!!
先ずは素振り感覚で3組ほど声かけ
なかなか反応はいいぞ!?
よし、、、!!!!!
〜りんご飴っぽいのを食べる2人組へ〜
俺「あ、それりんご飴?小さくない?可愛いな^ ^」
女女「違うよ〜、いちご飴!」
俺「いちご!?あ、でも確かによく見たらそうやな。そんなんあるんや。固そうやな、丸かぶりしてみて。」
珈琲「水飴だったっけ〜それ」
俺「そうなんや。水飴でコーティングされた、、、恋の果実か。」
女女「恋の果実wwwwwwwww」
俺「2人は夏っぽい恋してる??」
と、まぁオープンしたもののバンゲもグダられたので放流。
次!
珈琲「きりやんラムネ飲みたい。」
俺「らむね???」
珈琲「やっぱ余裕が大事だから 笑 祭に適応しないと。ラムネ買ったらちゃんとやるよ〜。」
俺 ( 困惑 )
お金を渡し、一緒にビールを買ってもらってる間、1人でサージングする。
すると、めちゃかわJDコンビが立っていた。
最初に素振りで声かけした2人組だった。俺は不誠実丸出し系運命オープナーで話しかける。
俺「こんばんは〜。今あっちで友達が飲み物買ってて、今1人で、、、っておやおや、コレはコレは先ほどの。」
女女「出た〜wwwwwww絶対ワザと来たじゃんwwwwwww」
俺「違う違うwwwいや、ホンマは探したけどな。おらんかったから一旦休憩で飲み物買おうとしてるだけやってん。で、戻ってきたらたまたまいた。」
女女「偶然〜www」
俺「偶然と呼ぶな、運命と呼べ。」
女「きっしょ〜wwwwwwwwwwwww」
俺「きしょいとかやめよう。そんなん言われたら俺ショックで泣きすぎて、もう今、膝から崩れて落ちてるねんけど。」
女「嘘つけ立ってんじゃんwwwwwwww」
女「何買いに行ってんの〜?」
俺「ラムネとビール。」
女「ラムネ可愛い〜www」
珈琲「お待たせ〜」
俺「サンキュー。」
女「ねーねー、ラムネ開けるところ見たい!」
女「見たいー!早くあけてー!」
珈琲「え。。」
ここで珈琲さんはなぜかラムネの蓋を落としてあたふたしていた。
俺 ( 何かのルーティンなのか?)
やはりグダられ連れ出しは無理そうなので放流。
珈琲さんはインスタゲットしてた。アポれそうな気がすると言っていた。頑張ってくだパイ。
次
〜 缶チューハイを飲む2人組 〜
俺「あ、やっぱ缶で飲むとおいしいよな。」
女「???」
俺「俺もコーラ買うときペットボトルより缶の方買うねん。美味しくない?瓶とかならなおさら。」
女女「あ〜」
俺「缶、ペットボトル、ビンのコーラがあります。この三つを死ぬ前に出されたらどれ飲む?」
女「瓶だね〜。」
女「あっちの美味しい焼き鳥屋さん今空いてますよ!」
俺「おい、どっかいけみたいな空気出すな。」
女「wwwww」
俺「俺そういう言葉の背景にある人の気持ちとか読み取るで。だてに16年間生きてないから。」
珈琲「......生きすぎや!!」
俺の頭に電撃が走った。
180度予想外な角度からのツッコミに脳みそをひっくり返されたような感じになり、バグらせトークの真髄を見た。
珈琲「生きすぎや!」
書きながらも頭がクラクラしてきた。
珈琲さん、アレなんやったん?
で、「ほなまた」的なノリで放流。
このような雰囲気で10組以上ナンパをした。
後半はほぼ撮影係となり女の子の写真を撮ってあげまくっては放流する、を繰り返す。
〜 木陰で休憩ちう 〜
祭りも終盤に差し掛かった。
和みはするものの0連れ出し。
俺たちは一旦休暇することにした。
珈琲「きりや〜ん」
俺「ン?」
珈琲「舌噛んじゃった〜。血が出てるよ〜笑」
俺「大丈夫か!?!いや、大丈夫やろ!ww」
珈琲「飲み物飲めないな〜...」
俺「まぁまぁ。」
珈琲「...今日キスできないじゃ〜ん..….(ションボリ)」
俺は珈琲さんの顔を見て涙がこぼれ落ちそうになった。
思い返せば今日一日はしゃいでナンパしまくった俺たち。
俺はそっと目を閉じた。
「美味しい〜。」広島焼きに舌鼓をうつ珈琲さん。
ギャルの前でラムネの蓋を落としてテンパってる珈琲さん。
「俺、16年間生きてるから..」というボケに「生きすぎや!」と意味不明なツッコミを放り込んだ珈琲さん。
そんな彼が誤って舌を噛んでしまい、血を流している。ロジックは不明だが、キスもできない事態になっている。
俺は心を決めた。
今日はコンビ即をする。燃えてきた。
俺「.......珈琲さん、本気出すぞ!いけるぞ今日は!」
珈琲「うん。お祭りいいな〜笑 やっぱ浴衣に惹かれるよね〜 笑」
何だかんだで、珈琲さんはかわいいのだ。めちゃかわ。
俺「行くぞ!!」
ラスト
〜浴衣の2人へ〜
黄色と紺の浴衣コンビ
浴衣はアツイぞ!さぁゲームの始まりだ!
俺「..え!めちゃちゃ色使い可愛いな。やっぱ夏祭りは浴衣やんな。色で言うたらうすバナナと夏の夜空色やな。」
女女「なにそれwww」
俺「ここいらで1番浴衣似合ってるな。2人の浴衣姿が今、俺に、夏の訪れを告げた、なう、やわ。」
女女「wwwwwwwww」
珈琲「あの〜」
〜この辺りで歩きながらセパ〜
俺「特に紺が夏感あるよな。そういえば今日の星座占いで俺のラッキーアイテム紺色やったな。感謝感謝。」
女「なにwwwwwwww」
俺「いや、ゴメンな。なんか色々まどろっこしいこと言うてるけど可愛いと思ったから普通に話したいだけやねん。」
女「え〜www」
俺 (ほうほう、反応はいいぞ
よ〜し、どれどれ珈琲さんは...と... )
待て待てwwwwwwwwwwwwwwwwwww
話し始めて3分前経ってないぞwwwwwwww
この日2回目の衝撃が走った。
この間どんなやりとりをしたのかは未だに聞けていないが、とりあえず事実を整理してみた。
コンビ声かけ→セパ並行トーク→俺担当反応良い→珈琲さんカップルはもはや手繋ぎ
希望しかない。
俺「帰る前に散歩しよう。」
女「4人ならいいよ!」
俺「軽く飲むか。」
セパろうとしたが、むしろ破綻しそうな気がしたので連れ出しを選択。
店入った瞬間セパトーク。
珈琲さんは終始握った手を離さなかった。
女の子もノリノリとまでは行かないまでも拒否反応はなく、少し照れていた。
〜 LINEにて 〜
珈琲「こっちほぼいけるかと。友達グダだけ上手いこと崩せば。」
こ、、珈琲、、、、やるやないか、、、。
俺「先出ていいよ。」
コンビセパでは大抵、先に出た方は即れる。
俺の中のセオリーだ。
セパ連れ出し出来る食いつきは前提になるが。しかし抜け駆けで出てきた2人の運命的な流れとは相反するように、残された2人は消去法的に残っただけになるため、下手に攻めると「2人になったからそんなこと言ってるだけでしょ。私じゃなくてもいいんでしょ。」的な微妙な空気になってしまうことがある。
しかし珈琲さんはLINEを見てくれない。
ずっとデレデレしている。
俺も俺担当を仕上げるしかねぇ。
〜 30分後 〜
イケる。
これ以上いると終電グダになりかねないので俺は先に出ることにした。
俺「珈琲さん、俺らデートしてくるわ。金置いとくな。」
珈琲「え〜そうなんだ〜。またね〜。」
謎のオネェ口調。
しかし珈琲さんの担当もまんざらではない。
光が見えた。
速攻アウト。
出て目見る→DK→抱きます宣言→ヘイタクシー→獅子→レンタイン→即
浴衣脱がす時は死ぬほど興奮します。
あとは珈琲さんの結果のみ。
〜 LINEにて 〜
俺「テルホインした。いけるな。」
珈琲「ヨネスケなう」
急展開やめwwwwwwwwwwwwwww
俺「堂々と。ガンバレ。」
俺にはこれ以上かける言葉はなかった。
応援しながら、家に帰るかどこか遊びに行くか。迷いながら電車に乗った。
いや〜スト高。
でも臆することなんて何もないな。普段から普通の子の扱いをされていない分、普通の話で価値観を共有して刺す。話しながら後から来るグダの伏線を張る。然るべきタイミングで回収する。スト高相手にはむしろ特別なことする必要はない。
が、口癖の福の家にお邪魔することにした。
疲れた。
そして飲むこと30分
珈琲さんからLINEが届いた。
「家は強烈グダやった。しょんぼりルーティンでカラオケきた 笑」
俺は応援した。
しょんぼりルーティンの詳細はおにぎりのブログにあります。
そして40分後
「チョン即。フェラ勝ち。」
珈琲は、即を決めた。コンビ即。
その後、珈琲さんは深夜3時にどローカルの駅で放流され、行くあてもなく始発までずっとしょんぼりしていたらしい。
俺は疲れて寝た。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
俺は基本ソロプレイヤーなのでコンビはあまりしない。
だけど、祭りやイベントでは相方がどうしても必要になる。だから募集した。
俺は友達が大好きだ。
だからコンビ即できた時は本当に嬉しい。
いい思い出になった。
また来年、気が向いたら一緒に祭り行こうな。マジで気が向いたら、やけど。
と、ここまで書いてここまでの記事を珈琲さんにレビューしてもらい、「何かコメントあったら書いときますよ」って言ったら
「過去ツイ漁って適当に載せといて。」
と謎の塩対応されました。。。ションボリ
その後アレも書いといて欲しい的なリクエストがうるさいのでLINE返してません。
なので珈琲さんの当時のツイートを拝借して最後に一言
「マジでストリートって何が起こるかワカンねぇな!!」
ストリートには夢がありますね。
ばいちゃ☆